グアテマラ エスペランザ パカマラ ハイロースト
Guatemala Esperanza Pacamara High Roast
珍しいニュークロップが入荷しました。今スペシャルティコーヒー界で注目の品種『パカマラ』の登場です。パカマラは、パカス-Pacasとマラゴジッペ-Maragogypeをかけあわせた品種で、エル・サルバドル国立コーヒー研究所で生まれた交配種です。
特徴としては、非常に大粒な豆であること。その大きさに先ずは驚くことでしょう。しかしその大柄さとは裏腹に繊細で複雑な風味を持っています。この辺りがパカマラの魅力といってもよいでしょう。
本商品のロースト度合いはハイロースト。酸味・苦味・甘味のバランスと良いところを選びました。マウスフィールが滑らかで口当たりも優しく、どなたでも飲みやすいコーヒーに仕上がったと感じました。
カッピングコメントとしては、ナッツやココナツのような香ばしい風味。ほんのり甘苦いカラメル。でありながら酸味もきちんと出ていて、ゲイシャを代表とするエチオピア原種のロングベリーのようなティーライクな酸の質も感じました。
パカマラはエル・サルバドル、グァテマラ、ニカラグアの3カ国の一部の農園で栽培されており稀少なスペシャルティコーヒーの一つです。
エスペランサ農園は、グアテマラ北西部メキシコとの国境の近くHuehuetenengo(ウエウエテナンゴ)地域のLibertad(リベルター)地区にあります。同農園は2009年のカップオブエクセレンスで5位入賞し、イタリアIlly Caffeのコンテストでは、2002年優勝、2003年に準優勝を獲得しました。
農園主のAurelio Villatoro(アウレリオ・ヴィジャトロ)氏はその日その日に収穫されたチェリーを少量ずつ小さな精選機にかけ、丁寧に果肉を除去し、パーチメントに仕上げていきます。また、洗浄後のパーチメントを、乾燥させる前にもう一度「再洗浄槽」と呼ばれるプールに24時間浸します。こうすることにより豆全体の水分バランスを整え、カップに非常に丸みを帯びた味を生み出すといいます。
今回の入荷ロットは少量です。品切れの際はご容赦ください。
- Name :
- Guatemala Esperanza Pacamara
- Country :
- Guatemala
- Area :
- Huehuetenengo Libertad
- Plantation :
- Esperanza
- Altitude :
- 1524m
- Kind :
- pacamara
- Refining :
- Washed