高品質なスペシャルティコーヒー生豆の仕入れ価格が高騰しています。

昨年秋にUCCやキーコーヒーなど大手コーヒーメーカーがコーヒー豆の販売価格を軒並み約3割ほど値上げしました。背景としては世界最大のコーヒー豆の生産国であるブラジルの旱魃、中米の生産地に広く蔓延したサビ病による収穫不足。新興国の消費拡大。世界的なスペシャルティコーヒーブーム。そしてわが国では円安が追い討ちをかけました。

MORIFUJI COFFEEでは『確かな品質のスペシャルティコーヒーを日常使いできる価格で提供したい。』という思いから、企業努力にて原価の高騰を吸収してまいりました。

しかしながら、当店の定番であるエチオピア・イルガチェフェ・コンガ・トップスペシャルティの最近の仕入れ価格が従来の3割近いアップとなっており問題がますます大きくなってきました。高品質の豆を作る技術と信頼のある農園には、各国のバイヤーが押しかけ完全な売り手市場の模様を呈しているようです。

今後、エチオピアのトップスペシャルティは、なかなか手が届きにくい高値の華となってしまうのではないかと心配しています。当店では現在の在庫や契約価格が続いているものは何とか販売価格を抑えて頑張っていきたいと考えていますが、夏秋以降の販売価格については値上げをせざるおえないかもしれません。

公開日 最終更新日 2015/10/28 MORIFUJI COFFEE

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