コロンビアの逆襲!スペシャルティコーヒーは進化し続ける。昨今のコロンビアの品質・風味の高さには驚くべきものがあります。

コロンビアは世界第3位のコーヒー豆の生産量を誇りながらも、意外なことにコーヒー豆の生産は大農園ではなくほとんどが小農園で行われています。なぜならばコロンビアのコーヒー農園の多くはアンデス山脈の山奥の急斜面にあり大量生産に不向きなのです。故に人の手によってコーヒー豆の収穫がすべて手摘みで行われています。

コロンビアの高品質と云えばティピカ種があります。しかし生産性の低いティピカ種に見切りを付け生産性の高い改良種へと塗り替えられた時期が長く続きました。その頃のコロンビアのコーヒーはある意味、低価格で無難なイメージであまりパッとしないものでした。

しかし昨今では、高品質で風味の高いコーヒー豆(スペシャルティコーヒー)は市場価格がより高く取引される為、コーヒー農園も高品質化へと舵を切り始めるところが増えています。

高品質なスペシャルティコーヒーの生産に於いて、既に先を行くケニア・エチオピアといったアフリカ勢には、世界各国からバイヤーが押し寄せ奪い合いの状態となっており完全に売り手市場と化しています。

アフリカ勢にやや遅れること中米のコーヒー王国の一つであるコロンビアのスペシャルティコーヒー生産にもいよいよ本格的に火が着き始めました。昨今のコロンビアの品質・風味の高さには驚くべきものがあります。

小規模農園でも独自にマイクロミルを導入するところが増えてきており、農園単位でこだわった精製を行えるようになってきました。同じ豆でも精製法の違いで香味がガラッと変わってきます。

SCAA基準で85点オーバーのトップスペシャルティに値する豆が多く見かけられるようになり、中には90点付けてもよいのではないかと思われる類稀なる香味を持つものもあります。それもCOEなどの品評会などの特別の場で見かけるのではなく、通常の流通の豆の中に点在しているのです。

MORIFUJI COFFEEでは、コロンビア専門のバイヤーとタッグを組み、すばらしい香味を持つスペシャルティコーヒーを皆様にご紹介していく予定です。

第一弾として【 コロンビア ウッディーノート ミディアムロースト 】ウッディーやシトラスを思わせる独特なフレーバーが最大の特徴。

独特なハーブリーなスパイシーさがあり、スペシャルティコーヒーとして非常に個性的な豆だと思います。ハニーのような甘味やマウスフィールも心地よいです。

ウッディーノートの発売はまだまだ入り口に過ぎません。素晴らしいフレーバーを持つ豆を探し、年末から来年に向けて通販にて皆様にお届けできるよう水面下で活動しています。MORIFUJI COFFEEのコロンビアに大いにご期待ください。

公開日 最終更新日 2015/11/05 MORIFUJI COFFEE

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