スペシャルティコーヒー生豆の輸入と品質管理

生産地1生産地2

品質管理の手間やコストのかけ方の違いで香味に大きく差が出ます。

MORIFUJI COFFEEではスペシャルティコーヒーの生豆がコーヒー産地から焙煎所に届くまでベストな品質を保てるように努めております。

収穫された生豆が日本に入ってくるまでに、3カ月から半年ほどかかります。産地での収穫・生産処理・乾燥・熟成・袋詰め・港までの運搬から船積み。日本へ入港後はコンテナの積み下ろし・植物検査が行われます。その間に品質を保つ事が重要です。信頼のおける輸入業者を通じて品質管理しています。

一定の温度と湿度が保たれたリーファーコンテナ

スペシャルティコーヒーの生豆の輸送は高温多湿を避けるため一定の温度と湿度が保たれたリーファーコンテナに積まれ船で日本に運ばれてきます。入港後もリーファー倉庫に保管します。リーファーを使うとその分コストが割高になるように思えますが、品質の高いコーヒーを届けることでそうした需要が広がっていくわけですから結果的には割高にはならないと考えています。

港1港2

理想の生豆の保存は真空パック

一般的に生豆の保存は麻袋や紙袋にて数ヶ月から数年程度保存されることが多いのですが、MORIFUJI COFFEEでは港のリーファー倉庫からMORIFUJI COFFEEへ届いた生豆は、すぐに使うものを除き真空パックにして焙煎直前まで保管しています。真空パックにすることにより生豆の酸化・老化・乾燥・雑菌の繁殖を最小限に抑えることができます。ニュークロップが持つクリアーな酸味や甘味は格別です。

徹底したハンドピック

焙煎前の生豆は全てハンドピックを行い不良豆を取り除きます。もともと不良豆の少ないスペシャルティコーヒー生豆を仕入れている訳ですが、それでも一部混入しています。豆を平らに広げて一通り見た後、集めて立体的に見ることで平にしただけでは見えずらい豆の側面や端を見ます。そして攪拌し、また平らにして・・と納得がいくまで何度も繰り返し行います。1kgの生豆をハンドピックするのに1時間ほどの時間がかる時もあり見えない労力と時間がかかっております。また焙煎後も同じようにハンドピックをしています。不良豆が少ない程、雑味のないクリーンなコーヒーが生まれるのです。

生豆ハンドピック生豆ハンドピック2

公開日 最終更新日 2016/01/29 MORIFUJI COFFEE